スタックDFでは攻撃している方向に対して、相手OFの横にポジションを取る場合が多い。このDFはメリットもあるがデメリットも多い。本記事では相手の横にポジションを取るスタックDFのメリット・デメリットについて考えました。
OFの横にポジションを取るメリット
ミートとシュートの両方にプレッシャーをかけやすい
OFの横にポジションを取るDFでは、ミートとシュートの両方にプレッシャーをかけやすい点がメリットとなります。特に相手OFよりも自分の方が反応速度や身体能力が高い場合については、ミートとシュートの両方をインターセプトできる可能性が高くなります。
ディスクを視野に入れやすい
また、横にポジションを取ることでディスクを視野に入れやすくなるため、ディスクの流れが分かり易くなり、次に相手が仕掛ける場所の予測が立てやすくなるというメリットもあります。特にアルティメットを初めて間もない選手は、OFの流れが理解できていないことが多いため、ディスクが見えていることで安心感が得られる場合が多いです。
OFの横にポジションを取るデメリット
ミートとシュートの両方のコースが空く
OFの横にポジションを取るとミートとシュートの両方のコースが空いてしまいます。そのため、相手にミートとシュートが走られやすくなります。仮に相手の方が身体能力が高い場合はインターセプトすることは難しくなると考えられます。
ディスクを見ている隙にやられる
OFの横にポジションを取るDFではディスクの流れが見えやすくなる一方で、相手から目を離してディスクの流れを見ている隙にミートやシュートに入られることが多くなります。特に相手プレイヤーが上手な選手の場合は、DFの目線などによって動き方を変えてくることがあるので要注意です。
チームとしてどんなDFを採用するかを考える
OFの横にポジションを取るだけでも、様々なメリット・デメリットがあります。それに加えて、DFをする人の身体的特性も大きく関わってきます。これらのメリット・デメリットを踏まえた上で、チームとしてどのようなDFをしていくのかを決めていく必要があります。